現役の夜勤専従看護師のあーちゃんです。
国試まで残り約9ヶ月。
この時期をどう使うかで、結果は大きく変わります。
特に今の時点で必修問題が40点未満の人には、はっきり伝えなけれなりません。
今すぐ、勉強の方向を変える必要があります。
なぜ点数が伸びないのか
と思わしにいっても仕方がないので、結論から言います。
必修の点数が伸び悩んでいる人の多くは、この2分野が弱い状態のまま学習を進めています。
・人体の構造と機能
・疾病の成り立ちと回復の促進
この2つは、国試全体の知識を支える「土台」です。
老年看護・成人看護・小児看護・在宅看護…どの分野の問題を解くときも、この土台の上に理解が成り立っています。
土台が不安定なまま学習を積み上げても、知識は定着しません。「勉強しているのに点数が上がらない」という状態は、多くの場合ここに原因があります。
「効率のいい勉強法」の本当の意味
「効率よく点数を上げたい」という気持ちはよくわかります。
ただ、効率のいい勉強とは、少ない努力で済む勉強ではありません。
本当の意味での効率とは、後の学習全体に効いてくる勉強をすることです。
「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」を固めると、他の分野の理解スピードが上がります。逆に、ここを避けたまま進むと、どの分野を勉強しても知識が点数でしか繋がらず、応用問題に対応できません。
基礎を固めることが、最も費用対効果の高い勉強法です。
苦手意識があっても始められる2ステップ
「範囲がひろすぎて手がつかない」「勉強しても頭に入らない」という声はよく聞きます。
そういう方には、次の順番で取り組むことをお勧めします。
ステップ1:実習で経験した領域から入る
解剖生理の全体を最初からやろうとすると、挫折します。
まずは、自分が実習で関わった診療科(循環器、消化器、脳神経外科など)から始めてください。
実習中にみた患者さんの状態、処置の意味、観察したバイタルの変化。そういった体験が記憶が、知識の理解を助けてくれます。
学んだことが「あの時のことだ」と繋がった瞬間、記憶への定着が一気に深まります。
ステップ2:正答率80%以上の過去問から解く
苦手分野に取り組むときは、最初から難しい問題に当たると意欲が折れてしまいます。
まずは過去問の正答率が高い問題、つまり「多くの受験生が正解できている問題」から解いてみてください。
「解けた」という小さな成功体験が積み重なると、苦手意識は少しずつ薄れていきます。そしてその過程で、「この知識は他のどこかで繋がっているか」という視点が自然と育ってきます。
疾患から解剖に戻る方法もある
「構造と昨日より、疾患の方が取り組みやすい」という人は、疾患の学習を入り口にして、必要な構造・機能へ戻るアプローチも有効です。
例えば:・糖尿病を学ぶ→膵臓の内分泌機能へ
・COPDを学ぶ→呼吸器の構造へ
・心不全を学ぶ→心臓のポンプ機能へ
臨床的な文脈から入ることで、解剖生理の「なぜそうなるのか」が理解しやすくなります。入り口はどちらでも構いません。大切なのは、2つの分野をつなげて理解することです。
避けてきた部分に今日から向き合う
国試は正しく取り組めば必ず伸びる試験です。
ただし、苦手な分野を避け続けている限り、点数は伸びません。
必修40点以下の人にとって、最も優先すべきことははっきりとしています。
「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」に、今日から着手すること。
1日30分でいい。1問からでもいい。
残り9ヶ月、まだ十分間に合います!